SyFu ブリードの EVT はどこへ行く?Burn・Breed Pool・帰化のしくみ
SyFu のブリードで生まれた MANEKINEKO には帰化基準EVT 100 EVT が紐づき、7.5 EVT が Burn、92.5 EVT が Breed Pool へ。帰化時の返還 85 EVT、Rare 配合の追加分、帰化できない個体を解説。
ブリードに使った EVT は、すべてが消えるわけでも、あとで全額が戻るわけでもありません。Season 1 では、ブリードで生まれた MANEKINEKO に「帰化基準EVT」として 100 EVT が紐づきます。そのうち 7.5 EVT はブリードの時点で Burn(消滅)され、残りの 92.5 EVT は「Breed Pool」に入ります。将来その MANEKINEKO を「帰化」させると、さらに 7.5 EVT が Burn され、85 EVT が返還される設計です。この記事では、ブリードで使った EVT の行き先を、Rare を含むブリードの追加コスト、帰化のしくみと対象外の個体、生まれた MANEKINEKO の使い道とあわせて整理します。
最初に押さえたい言葉
公式ドキュメントでは、ブリードに払う EVT と、生まれた MANEKINEKO に紐づく EVT を、別の言葉で分けて扱っています。この記事に出てくる言葉を、先にそろえておきます。
| 言葉 | 意味 |
|---|---|
| Burn(バーン) | トークンや NFT を消滅させること |
| Breed EVT Cost | ブリードを実行するのに必要な EVT の総額。Uncommon 同士なら 100 EVT、Rare を含むと 120〜160 EVT |
| 帰化基準EVT | ブリードで生まれた MANEKINEKO に紐づく、帰化の計算に使う EVT。Season 1 では 100 EVT |
| Breed Pool EVT | 帰化基準EVT のうち、ブリード時の Burn のあとで Pool に入る EVT |
| Rare配合追加コスト | Rare を含むブリードで、100 EVT を超える部分の追加コスト |
| 帰化 | ブリードで生まれた MANEKINEKO を、EVT の循環へ戻すしくみ。Mainnet 公開後に段階的に実装予定 |
ポイントは、「Breed EVT Cost」と「帰化基準EVT」が別のものだということです。Uncommon 同士のブリードではどちらも 100 EVT ですが、Rare を含むブリードでは差が出ます。必要な EVT の量そのものは、ブリードのやり方 にまとめています。
Uncommon 同士のブリードで EVT が動く流れ
Uncommon 同士のブリードでは、Breed EVT Cost と帰化基準EVT がどちらも 100 EVT です。この 100 EVT は、次のように分かれます。
| タイミング | EVT | 行き先 |
|---|---|---|
| ブリードを実行したとき | 7.5 EVT | Burn(消滅) |
| ブリードを実行したとき | 92.5 EVT | Breed Pool |
| 帰化したとき(実装予定) | 7.5 EVT | Burn(消滅) |
| 帰化したとき(実装予定) | 85 EVT | 返還 |
順番に言葉でたどると、次のようになります。
- あなたが 100 EVT を使ってブリードを実行する。7.5 EVT が Burn され、92.5 EVT が Breed Pool に入る。
- 新しい MANEKINEKO が誕生する。この MANEKINEKO に、帰化基準EVT として 100 EVT が紐づく。
- 帰化を行う(実装予定)。MANEKINEKO は Burn され、Breed Pool の 92.5 EVT のうち 7.5 EVT が Burn、85 EVT が返還される。
最後まで進むと、100 EVT のうち Burn されるのは合計 15 EVT です。公式ドキュメントの「EVTの発行と循環」でも、ブリードで使った EVT は「ロックされ、その一部はバーンされます」と説明され、ブリードは「ロック + 7.5%バーン」、帰化は「さらに7.5%バーン(往復で15%消滅)」と例が示されています。
85 EVT は保証された金額ではありません
帰化時返還EVT は、デジタル資産としての価値や利益を保証するものではなく、帰化計算における仕様上の数値とされています。帰化そのものも、まだ実装予定の段階です。
Breed Pool について書かれていること
Breed Pool について、公式ドキュメントで確認できる説明は次の 2 つです。
- 帰化基準EVT のうち、ブリード時の Burn のあとで Pool に入る EVT であること
- 将来の帰化や循環設計に接続する EVT であること
Breed Pool がどこで管理されるか、残高をどこで確認できるかは、ブリードのページには書かれていません。
Rare を含むブリードは追加分が全額 Burn
Rare を含むブリードでは、Breed EVT Cost が 120〜160 EVT になります。このうち 100 EVT を超える部分が「Rare配合追加コスト」です。Season 1 では、Rare配合追加コストはブリード実行時に全額 Burn されます。Breed Pool には入らず、帰化しても返還されません。
| 組み合わせ | Breed EVT Cost | 帰化基準EVT | Rare配合追加コスト |
|---|---|---|---|
| Uncommon × Uncommon | 100 EVT | 100 EVT | なし |
| Left Uncommon × Right Rare | 120 EVT | 100 EVT | 20 EVT |
| Left Rare × Right Uncommon | 140 EVT | 100 EVT | 40 EVT |
| Rare × Rare | 160 EVT | 100 EVT | 60 EVT |
帰化基準EVT は、生まれた子が Uncommon でも Rare P0 でも 100 EVT です。Rare を含むブリードでも、子が Rare P0 になるとは限りません。Season 1 の Rare P0 の抽選率は、Rare × Rare で 50%、Left Rare × Right Uncommon で 20%、Left Uncommon × Right Rare で 10% です。
組み合わせごとの EVT の行き先
公式の数値を足し引きすると、ブリード 1 回あたりの EVT の行き先は次のようになります。
| 組み合わせ | ブリード時に Burn | Breed Pool へ | 帰化時の返還(予定) |
|---|---|---|---|
| Uncommon × Uncommon | 7.5 EVT | 92.5 EVT | 85 EVT |
| Left Uncommon × Right Rare | 27.5 EVT(7.5 + 20) | 92.5 EVT | 85 EVT |
| Left Rare × Right Uncommon | 47.5 EVT(7.5 + 40) | 92.5 EVT | 85 EVT |
| Rare × Rare | 67.5 EVT(7.5 + 60) | 92.5 EVT | 85 EVT |
たとえば Rare × Rare で 160 EVT を使うと、ブリードの時点で 67.5 EVT が Burn され、92.5 EVT が Breed Pool に入ります。生まれた子を将来帰化させても、返還の設計値は Uncommon 同士のときと同じ 85 EVT です。公式ドキュメントは、この設計によって Rare を含むブリードが「通常のBreedよりも強いEVT消費を伴う仕様」になっていると説明しています。
なお、帰化の計算に出てくるのは EVT だけです。ブリードで使った Econ や TAIYAKI が帰化で戻るという説明はありません。
帰化とは
「帰化」は、ブリードで生まれた MANEKINEKO を、EVT の循環へ戻すためのしくみです。公式ドキュメントに書かれている内容をまとめると、次のとおりです。
| 項目 | 公式ドキュメントの説明 |
|---|---|
| 対象 | 条件を満たした Breed 産の MANEKINEKO |
| 帰化基準EVT | Season 1 では 100 EVT。Uncommon でも Rare P0 でも同じ |
| 帰化時の EVT | 7.5 EVT が Burn され、85 EVT が返還される |
| 帰化した MANEKINEKO | Burn される。実行後のキャンセルや取り消しはできない |
| 実装時期 | Mainnet 公開後に段階的に実装予定 |
| 詳しい条件と手順 | 実装時にあらためて案内される |
帰化はまだ予定の機能です
公式ドキュメントでは、帰化は「Mainnet公開後に段階的に実装予定」とされています。詳しい条件や実行方法は、実装時にあらためて案内されます。実装されたあとも、帰化した MANEKINEKO は Burn され、元に戻せません。
帰化できない MANEKINEKO
公式ドキュメントでは、次の MANEKINEKO は帰化できないと書かれています。
| MANEKINEKO | 公式ドキュメントの記載 |
|---|---|
| Twin で追加で誕生した 1 体 | 通常の MANEKINEKO として使えるが、EVT への帰化はできない |
| The IIIRD Card を使ったブリードで誕生したコラボ MANEKINEKO(Uncommon OG P1) | 帰化の対象外 |
| 寿命が 100% 未満の MANEKINEKO | マーケット出品と帰化ができない |
| OG | EVT への帰化ができない特別仕様(マーケットプレイスの FAQ) |
「Twin」は、まれに 1 回のブリードで 2 体が誕生する結果のことです。The IIIRD Card を使うブリードでも、必要な EVT は通常の Uncommon 同士と同じ 100 EVT ですが、生まれる個体は帰化の対象外です。コラボ Breed アイテムについては、コラボのガイド で詳しく説明しています。もう 1 つのコラボ Breed アイテム、Founding Silver Piece で生まれる GINKAN Founding Edition の帰化については、コラボ Breed アイテムのページに記載がありません。
寿命は、EVT を獲得するたびに減っていきます。そのため、EVT の発掘に使った個体を帰化させるには、寿命を 100% まで回復させておく必要があります。
帰化の対象の書き方について
「EVTの発行と循環」のページでは、帰化が「帰化(Uncommon → EVT)」と書かれています。一方、「Breedコスト」と「Breedとエコシステム」のページでは、生まれた MANEKINEKO が Uncommon でも Rare P0 でも、帰化基準EVT は 100 EVT とされています。実際にどの個体を帰化できるかは、実装時の公式の案内とアプリの画面で確認してください。
生まれた MANEKINEKO の 5 つの出口
公式ドキュメントは、ブリードで生まれた MANEKINEKO には複数の「出口」(使い道)があると説明しています。
| 出口 | 内容 | そのとき起きること |
|---|---|---|
| 保有・育成 | 自分の MANEKINEKO として育てる | 手元に残る |
| 次世代 Breed | 新しい世代の親として使う | 次のブリードで、また EVT と TAIYAKI を使う |
| Marketplace | ほかのユーザーと売買する | 価格や売買の成立は保証されない |
| 寿命回復 | 既存の MANEKINEKO の寿命回復の素材にする | 素材にした NFT は Burn される |
| 帰化(予定) | 条件を満たした個体を EVT の循環へ戻す | NFT は Burn され、85 EVT が返還される設計 |
公式ドキュメントによると、Marketplace での需要が落ち着いているときでも、寿命回復や将来の帰化という使い道が残ることで、Breed 産の MANEKINEKO にはエコシステムの中で別の使い道があるとされています。ただし、Marketplace での価格、流動性、売買の成立、将来の価値は保証されません。
寿命回復に使うとき
寿命回復(フュージョン)は、別の MANEKINEKO を素材にして寿命を回復するしくみです。Uncommon を 1 体使うと、寿命が 100% 回復します。これは Common 3 体分に相当します。素材にする MANEKINEKO は、HP と寿命が 100% である必要があります。
「EVTの発行と循環」のページでは、設計の例として、Uncommon を寿命回復に使うと NFT が Burn され、関連するロック EVT も Burn されると説明されています。ブリード産の個体を寿命回復に使ったとき、Breed Pool の EVT がどれだけ Burn されるかという具体的な数値は、公開されていません。
Marketplace に出すとき
HP か寿命のどちらかが 100% 未満の MANEKINEKO は、Marketplace に出品できません。出品の前に、HP の回復(Repair)や寿命回復が必要です。
Season 1 は Right Scroll も獲得できる
Season 1 では、ブリードが成功すると「Right Scroll」も獲得できます。Right Scroll は、お店ごとの EVT の発掘枠(店舗プール)を自分のために開ける発掘権 NFT です。将来の Season でも同じ条件が続く場合は、各 Season の開始前にあらためて案内するとされています。使い方は、Right Scroll のガイド にまとめました。
ブリードが「循環エンジン」と呼ばれる理由
公式ドキュメントは、ブリードを「SyFu Gameの循環エンジン」と呼んでいます。理由として挙げられているのは、ブリードが次のものをつないでいることです。
| ブリードで起きること | つながる先 |
|---|---|
| EVT を使い、一部を Burn する | EVT が「獲得して終わり」にならず、ゲームの中で使われる |
| TAIYAKI を使う | アイテムがゲームの中で消費される |
| 新しい MANEKINEKO が生まれる | 育成、次世代 Breed、Marketplace、寿命回復、帰化 |
| Right Scroll を獲得する(Season 1) | お店ごとの EVT 発掘の機会が広がる |
公式の説明では、EVT を使う行動であるブリードが、Right Scroll を通じて新しい EVT 発掘の機会につながります。こうして、EVT を使うことと、EVT を掘る機会が広がることが、同じゲーム体験の中で回る設計になっています。
ブリードは、Contribution Score(エコシステムへの貢献を記録するスコア)と接続する行動の一つとも書かれています。ただし、ブリードがどのように評価されるかという具体的な算定ルールは、今後案内するとされています。Contribution Score については、Commitment Lock のガイド で説明しています。
注意点
価値や利益の保証ではありません
帰化時の返還 85 EVT は、仕様上の数値です。ブリードは、特定のレアリティや P ランク、Marketplace での価格や売買の成立、デジタル資産としての価値を保証するものではありません。
ブリードを実行する前に、次の点も確認しておくと安心です。
- Rare配合追加コスト(20〜60 EVT)は、ブリード実行時に Burn されます。帰化しても戻りません。
- 帰化は Mainnet 公開後に段階的に実装予定です。詳しい条件や手順は、実装時の案内を待ちましょう。
- 帰化した MANEKINEKO は Burn され、取り消せません。
- この記事の数値は Season 1 の仕様です。重要な仕様変更を行う場合は、変更内容、理由、適用開始日時を案内するとされています。
まとめ
- Season 1 では、ブリードで生まれた MANEKINEKO に帰化基準EVT 100 EVT が紐づきます。
- その 100 EVT のうち、7.5 EVT はブリード時に Burn され、92.5 EVT は Breed Pool に入ります。
- 帰化すると 7.5 EVT が Burn され、85 EVT が返還される設計です。帰化は Mainnet 公開後に段階的に実装予定です。
- Rare を含むブリードで 100 EVT を超える分(20〜60 EVT)は、全額 Burn され、戻りません。
- Twin の追加の 1 体、The IIIRD Card の子、寿命 100% 未満の個体、OG は帰化できません。
ブリードの条件やコストをまだ確認していないときは、ブリードのやり方 から読んでみてください。ブリードの成功でもらえる Right Scroll の使い方は、次に Right Scroll のガイド で確認できます。
出典
- Breedとは(公式ドキュメント)
- Breedコスト(公式ドキュメント)
- Breedとエコシステム(公式ドキュメント)
- ブリード結果の判定と確認方法(公式ドキュメント)
- Season 1のブリード結果と血統攻略(公式ドキュメント)
- コラボBreedアイテム(公式ドキュメント)
- MANEKINEKO NFTの寿命・HP・Durability(公式ドキュメント)
- EVT(ユーティリティトークン)(公式ドキュメント)
- EVTの発行と循環(Economics)(公式ドキュメント)
- SyFuマーケットプレイスの使い方(公式ドキュメント)
この記事は、SyFu の公式ドキュメントをもとにファンがまとめた非公式の解説です。仕様は変更されることがあります。最新の情報は公式ドキュメントで確認してください。(内容の最終確認日: 2026年10月4日)